【思い出の松（兄弟松）】
年賀 '98.1.1. 40 年振りに再会した松は、立派に成長していました。りすが遊ぶ校庭の片隅にあるこの木は子供達の遊具でした。隠れ家を作って木登りをしたり、かくれんぼや鬼ごっこ、……皆で遊んだ日々が蘇ります。クラスメートが、この学舎に通う我が子に「この木は音が絡み合い、お互いをかばいあい大きな枝を伸ばしているそんな木になれ」と、そして密かに”兄弟木”と呼んでいる、と言いました。生まれ故郷に立ち、この自然を次代を担う子等に残さなければいけない、そんな事を思い出す樹でした。 |
